アーカイブ 「日々雑感」

2013年 2月 10日

樹齢120年の檜と600年の大王杉

44度目の誕生日の今日は、朝から息子を連れ山に行きました。
注文を受けていた120年生の檜(ヒノキ)の伐採に立ち会ってきたのです。
新月、ということで今日の日を選びました。

枝下12mの枝打ち材。曲りや捻じれのない極上の檜です。

そのあと、東峰村小石原の行者杉を見に行きました。

この木は、推定樹齢600年、樹高52m、幹周8.29mの「大王杉(行者の父)」。
いつ訪れても凄い迫力、圧倒されます。息子もうれしそうです。 
思い出に残る一日となりました。

コメント(0)

2012年 12月 29日

今年、私は何を考えたのか。~H24年入手書籍一覧~


昨年末、一年間に購入した本の一覧を公開しました。
ネットで購入した分だけで全てを網羅してはいませんでしたが、
3.11という歴史的悲劇が起こったH23年に、自分が何を考えたのか、
記録したいと思ったのです。
 
それで今年は、購入したり、頂戴したりした書籍をマメに記録しました。
以下は、その一覧です。会報誌などを除き248冊あります。
これらを見ると、やはり今年何を考えたのかよくわかります(笑)
  
平成24年 購入(入手)書籍一覧
1月(41)
“「木の文明」の成立 上 “ ; 川添登 NHKブックス
“「木の文明」の成立 下 “ ; 川添登 NHKブックス
“ユーモアのレッスン “ 外山 滋比古; 新書;
“新・堕落論 我欲と天罰 “, 石原慎太郎; 単行本;
“世界で一番くわしい木造詳細図 (建築知識)” 猪野 忍; ムック;
“日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか “, 竹田恒泰; 新書;
“対論 日本人の考古学”, 森浩一; 単行本;
“住の考古学”, 藤本強; 単行本;
“育 (日本の名随筆)”, 黒井千次編;
“友 (日本の名随筆)”, 安岡章太郎編;
“性(日本の名随筆16)” 吉行 淳之介編;
“家 (日本の名随筆)”, 小島信夫編; 単行本
“母 (日本の名随筆)”, 水上勉編; ハードカバー
“うらおもて人生録 “, 色川武大; 文庫;
“警視庁情報官 シークレット・オフィサー “ 濱 嘉之; 文庫;
“警視庁情報官 ハニートラップ “ 濱 嘉之; 文庫;
“日本史をつくった101人”, 伊東光晴; 丸谷才一;単行本;
“思考のレッスン “, 丸谷才一; 文庫;
“文学のレッスン”, 丸谷才一; 単行本;
“二十世紀を読む “, 丸谷才一; 文庫;
“二十世紀を読む”, 丸谷才一; 単行本;
“日本史を読む “, 丸谷才一; 文庫;
“大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 “, 天野郁夫; 新書;
“日本の古地図 (1969年) “ 南波 松太郎, 室賀 信夫, 海野 一隆, (編集)
“自然と人生―思うままに (思うままにⅡ)” ; 梅原 猛 (著)
“にんげんだもの 逢 “ 相田 みつを (著)
“生きていてよかった “ 相田 みつを (著)
“いちずに一本道 いちずに一ツ事 “ 相田 みつを (著)
“人間にとって科学とは何か “, 村上陽一郎;
“科学者とは何か “, ; 村上陽一郎; 単行本;
“近代科学の誕生 上 ” ; ハーバート・バターフィールド; 文庫;
“近代科学の誕生 下 ” ; ハーバート・バターフィールド; 文庫
“夏王朝 中国文明の原像 ” ;岡村秀典; 文庫;
“夏王朝 王権誕生の考古学”;岡村秀典・カバー・帯付 文庫判
“天の川の太陽〈上〉 “, 黒岩重吾; 文庫;
“天の川の太陽〈下〉 “, 黒岩重吾; 文庫;
“エントロピーとエコロジー 「生命」と「生き方」を問う科学”, 槌田敦; 単行本;
“なぜ経済学は自然を無限ととらえたか”, 中村修; ハードカバー;
“ドゥルーズ 流動の哲学 ” 宇野 邦一; 単行本
“ドゥルーズ 解けない問いを生きる “,; 檜垣 立哉; 単行本;
“致知2月号”
 
2月(24)
“木造建築用語辞典”, 小林一元;
“旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の「新文化」 “,; 白幡洋三郎;
“藤原氏の正体” ,; 文庫 関裕二
日本人の矜持―九人との対話;藤原 正彦, 中西 輝政, ビートたけし, 佐藤 愛子
曽野 綾子 , 佐藤 優 , 阿川 弘之 , 山田 太一 , 齋藤 孝 , 五木 寛之
“文章読本”, 谷崎潤一郎; 文庫;
“文章読本”, 丸谷才一; 文庫;
“新文章讀本”, 川端康成; 単行本;
“14歳の子を持つ親たちへ ” 内田 樹; 新書;
“キャラッ8(パチ)” 名越 康文; 単行本;
“人物で語る物理入門〈上〉” , 米沢富美子; 新書;
“人物で語る物理入門〈下〉” , 米沢富美子; 新書;
“暗号解読〈上〉 “,サイモンシン; 文庫;
“暗号解読〈下〉 “,サイモンシン; 文庫;
“堕落論 ”, 坂口 安吾 ;文庫
“超訳「哲学用語」事典 ”, 小川 仁志 ; 文庫
“旧安田楠雄邸へようこそ” ヤスダハウス・オフィシャルガイドブック 
“フロイト―無意識の扉を開く ” ,ピエール ババン ; 単行本
“日本の伝統 “,岡本太郎; 文庫;
“新改版 森林家必携” ,本多静六他・文庫判 昭10・三浦書店
“森林家必携(第73版)” 本多静六他・ポケット判・(財)日本森林林業振興会
“世界文明史の試み 神話と舞踊” ,山崎正和 中央公論新社;単行本
“完本 日本語のために “, 丸谷才一; 文庫;
“今日の芸術 時代を創造するものは誰か ” ,岡本太郎; 文庫;
“致知3月号”
 
3月(22)
“トケイヤーのユダヤ格言集 “,ラビ・M・トケイヤー.; 文庫;
“火天の城 ” , 山本兼一; 文庫;
“ハチはなぜ大量死したのか”;ローワン・ジェイコブセン; 単行本
“建築のミッション: スケルトンドミノとスケルトンログは林業と建築を結ぶ”;黒川哲郎
“三内丸山遺跡の復元” ; 大林組プロジェクトチーム; 単行本;
“木の語る中世 ” ; 瀬田 勝哉; ペーパーバック;
“古代住居のはなし” ; 石野 博信; 単行本;
“子育てはお金の教育から ” ; 邱 永漢; 文庫;
“ここ 食卓から始まる生教育” ; 内田美智子,; 単行本;
“食卓の向こう側〈6〉産む力、生まれる力 “; 西日本新聞社「食 くらし」取材班; 単行本;
“古代出雲大社の復元 失なわれたかたちを求めて” 大林組プロジェクトチーム; 単行本;
“資本主義以後の世界 日本は「文明の転換」を主導できるか” ; 中谷巌,; 単行本;
“21世紀の歴史-未来の人類から見た世界” ; ジャック・アタリ(林昌宏訳)四六判
“日本の民家 近世民家75に旅して考える日本人のくらしの謎” ; 宮沢智士 ; 初版 
“成功する男はみな、非情である。 ” ; 角川 いつか; 文庫;
“木に学ぶ ” ; 早川 謙之輔; 新書;
“木工の世界 ” ; 早川 謙之輔; 単行本;
“逐条解説 公共建築物等木材利用促進法” ; 末松 広行; 単行本;
“アドラー博士が教える 子どもを伸ばすほめ方 ダメにするほめ方” ; 星 一郎; 単行本
“韓国歴史地図” 韓国教員大学歴史教育科; 大型本;
“韓国と日本の歴史地図 民族の源流をたどる)” 武光 誠; 新書;
“致知4月号”
 
4月(16)
“続アドラー心理学 トーキングセミナー 勇気づけの家族コミュニケーション” ; 野田俊作,
“クラスはよみがえる 学校教育に生かすアドラー心理学” ; 野田俊作, 単行本;
“ユカ坐・イス坐 起居様式にみる日本住宅のインテリア史”;沢田 知子; 単行本;
“兎の眼 “;灰谷 健次郎; 文庫;
“タウトが撮ったニッポン”;酒井 道夫; 単行本;
“茶の本 ” ;, 岡倉覚三; 文庫;
“英文収録 茶の本 ” 岡倉天心; 文庫;
“日本の目覚め” ; 岡倉覚三/村岡博 訳 岩波文庫
“日本の美術3伊勢と出雲” ; 渡辺保忠, 平凡社
“人間の基本 ” ; 曽野綾子,; 単行本;
“天皇家の“ふるさと”日向をゆく ” ; 梅原猛,
“遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」 ” ; 竹内 久美子; 文庫;
“アラブの格言 ” ; 曽野 綾子; 新書;
“悲しき熱帯〈1〉 ” ; レヴィ=ストロース; 単行本;
“日本人とすまい ” ; 上田 篤; 新書;
“致知5月号”
 
5月(12)
“森林社会学への道” ; 三井昭二;単行本
“国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて ” ; 佐藤 優; 文庫;
“しぐさの日本文化 ” ; 多田 道太郎; 文庫;
“下町ロケット” ; 池井戸 潤; ハードカバー;
“エコロジー建築 新装版” エコテスト・マガジン; 単行本;
“始めよう。瞑想 15分でできるココロとアタマのストレッチ” ; 宝彩 有菜; 文庫;
“年号の歴史(増補版) 雄山閣BOOKS” ; 所 功; 単行本;
“「国民の祝日」の由来がわかる小事典 ” ; 所 功,; 新書;
“精撰尋常小学修身書 明治・大正・昭和…親子で読みたい” ; 八木 秀次,; 文庫;
“ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 “立花隆; 文庫;
“日本木材学会論文データベース[CD-ROM]―1955-2004” 木材学会誌 ; 日本木材学会
“致知6月号”
 
6月(22)
“大阪と海 二千年の歴史” ; 直木孝次郎,; ペーパーバック;
“伝統食の復権 栄養素信仰の呪縛を解く” ; 島田彰夫,; 単行本;
“木船構造の基礎知識” ; 高山襄坪
“丸木舟 ものと人間の文化史98” ; 出口晶子・法政大学出版局
“丸木舟の時代” ; 滋賀県文化財保護協会; 単行本;
“日本丸木舟の研究”;川崎晃稔・法政大学出版会
“建築半丈記―建築史家のよもやま話” ; 永井規男,; 単行本;
“ヨーロッパ文化と日本文化 (岩波文庫)” ; ルイスフロイス,; 文庫;
“床の間――日本住宅の象徴 (岩波新書)” ; 太田 博太郎; 新書;
“奥会津 大内宿(歴春ブックレット)” ; 大塚実; ブックレット
“老舗復活 「跡取り娘」のブランド再生物語 ” ;白河 桃子 ; 文庫
“10の悩みと向き合う 無宗教は人生に答えを出せるのか” ; 島田 裕巳; 新書;
“葬式は、要らない (幻冬舎新書)” ; 島田 裕巳; 新書;
“電通「鬼十則」 (PHP文庫 )” ; 植田 正也; 文庫
“東大講義録 ―文明を解く―” ; 堺屋 太一; 単行本;
“虫庭の宿―溝口薫平聞き書き” ; 野口 智弘; 単行本;
“理科系の作文技術 (中公新書 (624))” ; 木下是雄,; 新書;
“渡辺義雄の眼 伊勢神宮” ; 渡辺義雄 ; 大型本;
“宮殿” ; 渡辺義雄 ; 大型本;
“首羅山遺跡 発掘調査報告書 第15集” ; 久山町教育委員会
“首羅山遺跡 発掘調査報告書 第16集” ; 久山町教育委員会
“致知7月号”
 
7月(23)
“図説日本住宅史 新訂” ; 太田博太郎; 単行本;
“日本美術史年表 増補改訂第3版 原色図典” ; 太田博太郎; 大型本;
“図説日本の町並み〈第11巻〉北九州編 (1982年)” ; 太田博太郎;
“図説日本の町並み〈第12巻〉南九州・沖縄編 (1982年)” ; 太田博太郎;
“太田博太郎と語る日本建築の歴史と魅力” ; 太田博太郎,; 単行本;
“日本建築辞彙” ; 中村達太郎 (著), 太田博太郎,稲垣栄三 (編集) 単行本;
“教室の環境と学習効率” ; 村上周三,; 単行本;
“呼吸する環境” ; キャロル ヴァノリア,; 単行本;
“空気の質” 岡野弘樹(1941-); 単行本;
“正しく「鼻呼吸」すれば病気にならない” ; 今井一彰; 文庫;
“土からの医療―医・食・農の結合を求めて” ; 竹熊宜孝; 単行本;
“家族を看取る―心がそばにあればいい (平凡社新書)” ; 國森康弘,; 新書;
“恋ちゃんはじめての看取り (いのちつぐ「みとりびと」)” ; 國森康弘; 大型本;
“驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)” ; 六車由実,; 単行本;
“2000社の赤字会社を続々と救った!―社長の手紙 ” ; 長谷川和廣;; 単行本
“仕事のアマ 仕事のプロ──頭ひとつ抜け出す人の思考法” ; 長谷川和廣; 新書;
“2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート” ; 長谷川和廣; 単行本
“不幸な国の幸福論” ; 加賀乙彦;新書
“三内丸山遺跡の生態系史” ; 植生史研究特別第二号 辻誠一郎、能城修一(編集)
“日本列島における木質遺物出土遺跡文献集成” ; 植生史研究特別第一号 山田昌久
“考古資料大観8 弥生・古墳時代 木・繊維製品” ; 山田昌久編
“アイガモがくれた奇跡” ; 古野隆雄 聞き手-佐藤弘
“致知8月号”
 
8月(26)
“ニセモノ師たち (講談社文庫)” ; 中島 誠之助; 文庫;
“佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)” ; 佐藤 可士和; 文庫;
“30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう” ; 山本 真司; 単行本;
“男の隠れ家 増刊 21世紀知的経済自由人の生き方 本田健の書斎探訪 ’12年8月号”;
“やっぱり、木の家がほしい!―建築家とたてる安くても住み心地がよい木の家の作り方&頼み方” ; 家づくりの会; 単行本;
“水神(上)” ; 帚木蓬生,;
“水神(下)” ; 帚木蓬生,;
“環境と文明の世界史―人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ ” ; 石弘之,; 新書;
“街道をゆく 13 壱岐・対馬の道” ; 司馬遼太郎;文庫
“不況に克つ12の知恵” ; 松下幸之助
“商売繁盛12の心得 ” ; 松下幸之助
“仕事で大切なこと” ; 松下幸之助; 単行本
“タネが危ない” ; 野口 勲;
“グレートジャーニー「原住民」の知恵 (知恵の森文庫)”;関野吉晴,;
“文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)”;ジャレド・ダイアモンド; 単行本;
“常用字解” ; 白川 静; 単行本;
“太ったインディアンの警告 (生活人新書)” ; エリコロウ; 新書;
“失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)” ; 戸部良一,; 文庫;
“戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)” ; 孫崎享; 単行本;
“縄文文明の発見―驚異の三内丸山遺跡” ;, 梅原猛 安田喜憲; ハードカバー;
“歴史再検証 日韓併合―韓民族を救った「日帝36年」の真実 ” ; 崔基鎬, 文庫;
“エアコンのいらない家” ; 山田浩幸; 単行本
“現代住まい考―心地よい暮らしの小事典 ” ; 日経; 文庫;
“宮脇檀の「いい家」の本 (PHP文庫)” ; 宮脇檀,; 文庫;
“致知9月号”
 
9月(19)
“寄りそ医 支えあう住民と医師の物語” ; 中村伸一;
“歴史の中で語られてこなかったこと―おんな・子供・老人からの「日本史」”, 網野善彦;
“孟子 不安と混迷の時代だからこそ―現代活学講話選集〈3〉” ; 安岡正篤,;
“中国古典選 孟子 上” ; 金谷浩 ;朝日新聞社
“中国古典選 孟子 下” ; 金谷浩 ;朝日新聞社
“日本人の衣食住 日本の民俗2 ” ; 瀬川清子; 河出書房新社
“山と木と日本人―林業事始 (朝日選書 219)” ; 筒井 迪夫; 単行本;
“山と木と日本人―森に生きる木曽人の暮らし (NHKブックス)” ; 市川健夫, 単行本;
“国家独占資本主義 (こぶし文庫)” ; 大内力,; 単行本;
“住宅政策のどこが問題か (光文社新書)” ; 平山洋介; 新書;
“水の環境戦略 (岩波新書)” ; 中西準子,; 新書;
“森林飽和―国土の変貌を考える (NHKブックス No.1193)” ; 太田 猛彦; 単行本
“イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1” ; ジョン・J・ミアシャイマー; 単行本;
“世界を知る力 日本創生編 (PHP新書)” ; 寺島実郎; 新書;
“窓を開けなくなった日本人―住まい方の変化六〇年 (百の知恵双書)” ; 渡辺光雄,; 大型本;
“日本文化の基層を探る―ナラ林文化と照葉樹林文化 (NHKブックス)” ; 佐々木高明;
“稲作文化―照葉樹林文化の展開 (中公新書 (752))” ; 上山春平,; 新書;
“照葉樹林文化と日本 フィールド・ワークの記録3” ; 中尾佐助他; くもん出版
“致知10月号”
 
10月(21)
“JA―The Japan architect (99年春号) ANTONIN RAYMOND” ; アントニン・レーモンド
“東大生だけが知っている「やる気スイッチ」の魔法” ; 岡田 真波;
“キミは何のために勉強するのか ~試験勉強という名の知的冒険2~” ; 富田 一彦;
“ぼくの住まい論” ; 内田樹,; 単行本;
“給食のちから―完全米飯給食が子どもの健康を守る” ; 幕内 秀夫 , 鈴木 公子, 清水 修
“僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌” ; 盛口 満
“ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた ” ; 盛口 満
“カムカム大百科 -歯科医から見た食育ワンダーランド” ; 岡崎 好秀
“人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある” ; 白駒妃登美;
“免疫学問答 心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ ” ; 安保 徹/無能 唱元;
“夢、かないます―願望が必ず実現する成功法則” ; 無能唱元,;
“「なりたい自分」になる心理学” ; 国分康孝,;
“ねこ背が治って心も体も強くなる! ” ; 小池 義孝;
“饒舌抄” ; 吉田五十八
“「消費する家」から「働く家」へ (シリーズ「土曜建築学校」)” ; 長谷川敬,;
“常識を超える―一医学者の軌跡 元九州大学総長杉岡洋一聞き書き” ; 杉岡洋一;
“チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち” ; 遠藤 誉;
“峠(上巻)” ; 司馬遼太郎
“峠(中巻)” ; 司馬遼太郎
“峠(下巻)” ; 司馬遼太郎
“致知11月号”
 
11月(12)
“森林浴はなぜ体にいいか (文春新書)” ; 宮崎 良文;
“住居医学〈3〉” ; 筏 義人;
“人はなぜ感じるのか?” ; ジョンストン,ビクター・S ;
“オスとメス=性の不思議 (講談社現代新書)” ; 長谷川 真理子;
“患者に選ばれる病院づくり―設計者と患者の立場から” ;, 久保田秀男;
“病院の改築と運営改善へのヒント―患者に選ばれる病院づくり Part2” ; 久保田秀男,;
“「超」寿の条件” ; 真弓定夫,;
“森のバロック” ; 中沢新一
“鴨長明『方丈記』 (100分 de 名著) “ ; 小林一彦
“文芸春秋スペシャル 老後の楽園 ” ;
“動物おもしろうんち学” ; 岡崎好秀
“致知12月号”
 
12月(10)
“稲盛和夫の経営塾―Q&A高収益企業のつくり方 (日経ビジネス人文庫)” ; 稲盛和夫,;
“農!黄金のスモールビジネス” ; 杉山 経昌;
“山に生きる人びと” ; 宮本 常一;
“森と近代日本を動かした男 ~山林王・土倉庄三郎の生涯” ; 田中 淳夫;
“市民の会議術 ミーティング・ファシリテーション入門” ; 青木将幸
“伝統民家の生態学” ; 花岡利昌
“安岡正篤 活学一日一言” ; 安岡正篤
“木の建築フォラム資料集 木曽の檜と技と知恵” ; 木の建築フォラム
“木の建築フォラム資料集 地域の木の学校づくり” ; 木の建築フォラム
“致知1月号”
 
合計248冊

コメント(0)

2012年 7月 26日

九州北部豪雨 山への傷跡

九州北部豪雨と名付けられた今年の豪雨被害。
私が住む朝倉市杷木は7月3日と14日の2度にわたり豪雨が襲いました。
なかでも松末地区は真砂土のため土砂崩れの多かった地域。
7月23日より、この地域へ繋がる県道が通行できるようになったので、
一昨日の24日、その地区にあるうちの山を見に行ってきました。
 
風害や雪害ではないので、木は立っていました。
しかし、林道が数百メートルにわたり壊滅していました。
 

えぐり取られた林道表層の土。
 

地下3mに埋めた直径1m土管が露出し、
谷につくっていた林道が崩落(幅4m×長さ10m×深さ4m)。
 

崩落陥没した道路。
 
災害指定で林道は復旧工事費の2割負担だと聞きました。
しかしながら、現在のような材価。
表層を取り繕う程度の復旧では、すぐにまた被害を受けそうであるし、
次回いつまたこのような雨が降るやもしれず、
とても重苦しい気持ちになりました。

********************************
 この秋は 雨か嵐か しらねども
 今日のつとめの 田草取るなり

【略解】
 今年の秋の収穫時に台風災害にあって
 大変な被害を蒙(こうむ)ることが
 あるかどうか予測できませんが、
 それはともかくも、
 現在の耕作に精一杯の尽力をするばかりです。
 『二宮尊徳一日一言』

コメント(0)

2011年 12月 28日

今年(H23年)、私はどんなことを考えていたのか。

久しぶりのブログです。
今日は、この一年に購入した書籍のリストを作成しました。
とはいえ、ネット通販で購入したものだけなので、
全てを網羅しているわけではありません。
それでもこの一覧を見ていたら、
今年どんなことを考えていたのか、よくわかります。
記録としてブログに残しておこうと思います。
店頭で買った物なども、日付が定かなものは
冬休みの間に、この一覧に加えてみようと思っています。
 
@@@@@
 
平成23年購入書籍一覧(通販購入品リスト)

“環境考古学のすすめ (丸善ライブラリー)” 安田 喜憲; 新書;
“森と文明の物語 環境考古学は語る (ちくま新書)” 安田 喜憲; 新書;
“環境考古学事始 日本列島2万年 (1980年) (NHKブックス)” 安田 喜憲;
“一神教の闇 アニミズムの復権 (ちくま新書)” 喜憲, 安田; 新書;
“神仏のすみか (梅原猛「神と仏」対論集)” 梅原 猛; 単行本;
“森の思想が人類を救う (小学館ライブラリー)” 梅原 猛; 単行本;
“最澄と空海 日本人の心のふるさと (小学館文庫)” 猛, 梅原; 文庫;
“三人の祖師 最澄・空海・親鸞 (仏教文化選書)” 猛, 梅原; 単行本;
梅原猛の『歎異抄』入門 (PHP新書) [新書] 梅原猛(著)
“日本の深層 縄文・蝦夷文化を探る (集英社文庫)” 梅原 猛; 文庫;
“五月女ケイ子のレッツ!!古事記” 五月女 ケイ子; コミック;
“日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)” 宇治谷 孟; 文庫;
“日本書紀(下)全現代語訳 (講談社学術文庫)” 宇治谷 孟; 文庫;
“動物行動に学ぶ人間学” 戸田 修一; 単行本;
“遺伝子が解く!男の指のひみつ (文春文庫?私が、答えます)” 竹内 久美子; 文庫;
“ドコバラ シワの多いイケメン、大食い、美人薄命の謎” 竹内 久美子; 単行本;
“生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)” 福岡 伸一; 新書;
“退化する若者たち 歯が予言する日本人の崩壊 (PHP新書)” 丸橋 賢; 新書;
“免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」
リウマチ、アトピー、腫瘍性大腸炎に効いた! (ビタミン文庫)”今井 一彰; 単行本;
“がん治療の革命的アプローチ” 今井 一彰; 単行本;
“絶滅動物の予言” NHK科学番組ディレクター五十嵐/岡部/村田; 単行本;
“ダーウィンを超えて (中公文庫)” 今西 錦司; 文庫;
“世界の歴史〈1〉人類の誕生 (河出文庫)” 今西 錦司; 文庫;
“主体性の進化論 (中公新書 583)” 今西 錦司; 新書;
“自然学の提唱 (講談社学術文庫)” 今西 錦司; 文庫;
今西錦司全集3 ヒマラヤを語る/カラコルム・今西錦司・昭49
今西錦司全集5 人間以前の社会/人間社会の形成・今西錦司・1979
今西錦司全集6 日本山岳研究・今西錦司・昭50
今西錦司全集8 御崎馬の社会調査/村と人間・今西錦司・昭50
“安岡正篤一日一言 心を養い、生を養う” 安岡 正篤; 新書;
“王陽明 知識偏重を拒絶した人生と学問 現代活学講話選集〈7〉” 安岡 正篤; 文庫;
“天地有情” 安岡 正篤; ハードカバー;
“干支の活学 安岡正篤 人間学講話” 安岡 正篤; 単行本;
“日本民俗文化大系〈1〉風土と文化?日本列島の位相” 網野 善彦; 単行本;
“日本民俗文化大系〈2〉太陽と月?古代人の宇宙観と死生観” 網野 善彦;
日本民俗文化大系 第3巻 稲と鉄 さまざまな王権の基盤 ・著者代表 森浩一
“日本民俗文化大系〈4〉神と仏?民族宗教の諸相” 網野 善彦;
“技術と民俗〈上〉海と山の生活技術誌 (日本民俗文化大系)” 浩一, 森; 単行本;
技術と民俗 (下) 都市・町・村の生活技術誌・森浩一・日本民俗文化大系14・1995
“日本と東洋文化 シンポジウム (1969年)” 上山 春平;
“邪馬台国 入墨とポンチョと卑弥呼 (中公新書 466)” 大林 太良; 新書;
“記紀の考古学 (朝日文庫)” 浩一, 森; 文庫;
古代出雲大社の祭儀と神殿  椙山 林継,
大社建築事始 (大社町二十一世紀文庫)  藤沢 彰,
“古代出雲 巨塔の謎 (中公文庫)” 祖田 浩一; 文庫;
“登呂遺跡 (美術文化シリーズ (21))” 杉原 荘介;
“写真・登呂遺跡 (1958年) (現代教養文庫〈第196〉)” 森 豊; 文庫;
“登呂遺跡のなぞ (てのり文庫 (337B011))” たかし よいち; 新書;
“古代史の謎はどこまで解けたのか (PHP新書)” 山岸 良二; 新書;
“法隆寺の謎を解く (ちくま新書)” 武澤 秀一; 新書;
“病が語る日本史 (講談社学術文庫)” 酒井 シヅ; 文庫;
“日本疾病史 (東洋文庫 (133))” 富士川 游; 文庫;
“病気の社会史 文明に探る病因 (1971年) (NHKブックス)” 立川 昭二;
“日本疾病史 (放送大学教材)” 酒井 シヅ;
“木とけとき 広がりと凝縮の美学” 滝沢 健児; 単行本;
“松と日本人” 有岡 利幸; 単行本;
“杉〈1〉 (ものと人間の文化史)” 有岡 利幸; 単行本;
“杉〈2〉 (ものと人間の文化史)” 有岡 利幸; 単行本;
“檜 (ものと人間の文化史)” 有岡 利幸; 単行本;
“樹木図鑑 葉・実・樹皮で確実にわかる (実用BEST BOOKS)” 鈴木 庸夫; 単行本;
“知っておきたい100の木 日本の暮らしを支える樹木たち” 田中 潔; 単行本
“吉野林業全書 完全復刻原文・原画対照現代語訳付 (1983年)” 森 庄一郎;
木材ノ工芸的利用 復刻 索引共・農商務省山林局編・昭57年
木材解剖図説・島地謙・A5・114頁・1964
日本の遺跡出土木製品総覧 島地謙・伊東隆夫
帝国森林会史・帝国森林会・函付・昭58
本邦代表的優良林業 第一、二集・帝国森林会編・1924
“国宝・重要文化財建造物目録 (平成10年3月)” 文化庁;
改稿 日本の民家・今和次郎・B6 p302・昭18
古寺建築入門 (1984年) (岩波グラフィックス〈22〉);工藤圭章・渡辺義雄
図説 日本建築年表 [単行本] 日本建築年表編集委員会(著),太田博太郎(監修)
筑前古寺巡礼・天本孝志・カバー、帯付・平3・葦書房
旺盛な欲望は七分で抑えよ―評伝 昭和の女傑松田妙子;鈴木れい子
家をつくって子を失う―中流住宅の歴史 子供部屋を中心に;松田妙子
日本の名随筆 (7)「色」;大岡信 編
日本の名随筆 (49)「父」;山田太一 編
レーモンドの失われた建築 三沢浩
“炭坑美人 闇を灯す女たち” 田嶋 雅已; 単行本;
“美について (講談社現代新書 324)” 今道 友信; 新書;
“美学への招待 (中公新書)” 佐々木 健一; 新書;
“ぶれない 骨太に、自分を耕す方法” 平山 郁夫; 単行本;
“なまけもののあなたがうまくいく57の法則” 本田 直之; 単行本
“修身教授録 現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)” 森 信三; 単行本;
“建築技術 2011年 02月号 [雑誌]” 雑誌;
日経ホームビルダー2011年11月号
“TPP亡国論 (集英社新書)” 中野 剛志; 新書;
“国家の実力 危機管理能力のない国は滅びる” 佐々 淳行; 単行本;
東京裁判日本の弁明 「却下未提出弁護側資料」抜粋・小堀桂一郎編・講談社学術文庫
“隠された被曝” 矢ヶ崎 克馬; 単行本;
“原発事故…その時、あなたは!” 瀬尾 健; 単行本;
“核災害からの復興?広島、チェルノブイリ、ロンゲラップ環礁の調査から” 高田 純;
“無名時代の私 (文春文庫)” 文芸春秋; 文庫;
“暮らしうるおう江戸しぐさ” 越川 禮子; 単行本;
花の生涯 上下揃・舟橋聖一・文庫判
“徳川家康(1) (山岡荘八歴史文庫)” 山岡 荘八; 文庫;
源氏物語 紫式部 角川ソフィア文庫
土佐日記 紀貫之 角川ソフィア文庫
平家物語 角川ソフィア文庫
三陸海岸 大津波 吉村昭
“わが処世の秘訣 人生最大の幸福を勝ちとる (知的生きかた文庫)” 本多静六; 文庫;
“夢、かないます 願望が必ず実現する成功法則 (サンマーク文庫)” 唱元, 無能; 文庫;
“「座右の銘」が必ず見つかる寺子屋の人生訓451″ 齋藤 孝; 単行本;
“幸運を呼びよせる 朝の習慣” 佐藤 伝; 単行本
“いい明日がくる 夜の習慣” 佐藤 伝; 単行本
“休日手帳?平日が180度変わる「52の習慣」” ,佐藤伝; 単行本;
“人生最強の武器 笑い(ジョーク)の力 ユダヤ人の英知に学ぶ” 加瀬英明; 新書;
“成功の教科書 熱血!原田塾のすべて” 原田 隆史; 単行本;
“三国志 (新書版) 全60巻” 横山 光輝; コミック;
“致知” 平成二三年二月号~平成二四年一月号

コメント(4)

2010年 6月 08日

木で子育て

カテゴリー 日々雑感


先日の土曜日、福岡市にお住まいの幼稚園の園長、Tさんがおみえになりました。
幼稚園の日曜学級で、親子合作の木工教室をされるとのことで
木切れを提供していたのですが、子供たちが書いたお礼状を届けてくださったのです。
 

数年ぶりに幼稚園児の字を見て、思わず癒されました。^^
 
Tさんとは、4月に開催した「木挽棟梁トークショー」にご参加いただいたのがご縁。
そのときに試作したウッド・マットをお気に召していただいたようで、
お会いする度に、ご購入くださいます。(ご友人の分なども含め7枚も!)
  
コンクリート造のお住まいなのだそうですが、
なんでも、木を使ったリフォームをご考案中とのこと。
スギの肌触りや香りは無二の優れもの。ぜひご一考を!(笑)
 
そしてこの日、お手製のたくさんのヨーグルトムースをお土産に頂戴しました。
ごちそうさまでした。美味しかったです。
建築材以外の商品を試作してよかったと、心底思いました。
  
昨夜遅く帰宅すると、妻がミシンでこんな↓モノをせっせと作っていました。

 
楽天市場店の開店記念プレゼントにするのだとか。
中には、福岡県那珂川産の100年生ヒノキのチップが入っています。

 
枕元におけば安眠できますし、(いびきをしなくなるとも)
車の中やクローゼットの中に置くのもいいですし、
お風呂に入れても楽しめると思います。
先着10名にプレゼント。よろしければこの機会にぜひ!(笑)
 
なお、今回ご紹介したウッドマットは、
私も毎日欠かさず愛用しています。
その使い方は後日、改めてご紹介したいと思います。

コメント(0)

2010年 3月 01日

あれから4年。

カテゴリー 日々雑感

4年前の今日(2006年3月1日)が初ブログ↓。
http://blog.goo.ne.jp/marusugi_2006/e/4e1807fc73196fbc843e08e2667c2a55
 
幼少の頃より、話しは饒舌なのに、書くのはからっきし。
伝えたいことは山ほどあるのに、表現できないもどかしさ。
そんな文章力のない不甲斐なさに嘆いたり、悪態ついたりしながら、
アップするときは、何時間もパソコンに向かう自分がいました。
(今も、さほど変わりませんが…笑)
 
こんなこと書いている割には、この2カ月間の更新はゼロ。
なんか、かっこつきませんねぇ。お恥ずかしい・・(笑)
脳裏に言い訳ばかりが浮かんできますが
本日が節目であることに免じ、
近況報告を少々させていただきます。
 
10月初旬から、ISIS編集学校という編集術プログラムの
「破」コースに学び、一昨日、修了式で東京へ行きました。
それから、西日本新聞で連載しているコラムも、
3月14日【日】掲載の15回をもって終了となります。
現在は、最終稿を残すのみで、こちらもあと少しで卒業です。
(正式ではありませんが、連載第2弾のお話もいただきました。)
  
と、まぁこんな感じでこの5ヶ月、創文の日々を過ごしました。
それなのに、小学時代から抱く作文への苦手意識が
克服できていないのは、なぜでしょうか・・(笑)
Think write 脳に変わるのって、難しいことなのでしょうね。
 
そんな、進歩しない私ですが、
これに懲りず、今日は、新たな取り組みを始めてみました。
 
おっと、3月1日から日付が変わりそうです。
そんなわけで、後日またご報告いたします。

コメント(2)

2009年 12月 31日

2009年を振り返って。

cimg6763.JPG
(福岡県志免町・一心寺本堂の上棟式)
 
今年も残すところ、あと一日となりました。
この一年を振り返りながら、今思っていることを今日は書き留めようと思います。
 
印象深いのは、昨年秋より参画した雑誌「もくたろ」が、
祖父の命日に創刊したことでしょう。
単に、木の家の良さをアピールするというのではなく、
木の家とは何か、木の家をつくるという営みとは何か、
といったダイナミックなテーマが、そこには展開されました。
筑後川を上流から下流まで辿りながら、木の流れを俯瞰しつつ、
衣食住の営みを追ったあの取材は、今も鮮明に記憶しています。
 
でも残念なことに「もくたろ」は、芽生えた直後の3月末、
編集長・入澤美時氏急逝により休刊となってしまいました。
私はこのとき、「編集」というものに改めて強い関心を抱きました。
伝えたいことがあっても、それを伝えるための「方法」を知らなければ…
ちょうどその頃、様々なご縁が重なり、思わぬ行動に導かれました。
松岡正剛氏が校長をつとめるISIS編集学校に入門したのです。
 
そしてその一月後、西日本新聞『食卓の向こう側』編集委員の
佐藤弘さんよりコラム連載のお話をいただきました。
おそらく、編集学校に入門していなければ、お断りしていたことでしょう。
なにせ、子供のころより国語、とくに作文が大の苦手。
そんな私が、毎週締め切りに追われながら文章を書くことなど、
逃げ出したに違いありません。
 
11月より、毎週記事を書かせていただくなかで、気づいたことがあります。
それは、何かを伝えるために書いている、なんておこがましいということ。
今はむしろ、自分が伝えたいこととは何なのか、探りまとめる手段として書いています。
とはいえ、辛いものはつらい(笑) 読者の励ましが、今は一番のごちそうかなぁ。
 
「文章が上手い下手はどうでもよか。要は伝えたいことがあるかどうか。」
佐藤さんは、こう言って励ましてくれますし、
拙文でも原稿を投げ込めば、推敲のプロが手直ししてくれます。
またとない機会ですから、ここが踏ん張りどころ、
木のアピールに取り組みつつ、思考を深めたいと思います。
 
cimg6766.JPG
(一心寺・本堂にて)
 
ブログ更新をさぼっていたので、最後に、11月の終わりにあった嬉しい出来事を。
福岡県志免町に移転新築される安穏山・一心寺本堂が棟上げされました。
九州の杉のイメージを覆し、安物ではない、杉の使われ方を提案したい、
今回はそんな思いを表現できる、またとない機会をいただきました。
杉の中でも、ヤクノシマという品種で統一し、二か所の山からそろえました。
100年以上の目細な杉の赤身材は、猛々しい表情です。
来春には完成しますので、多くの方に見ていただきたいと思います。
 
さて、来年はどんな年になるのでしょうか。
経済評論家は、悲観論の方が多いようですね。
私の会社もこの二カ月ほどとても苦戦しています。
来年を楽観視できるような状況にありませんが、
それでも来年は、チャンスだと思いたい。
パラダイム・シフトが起こるとき、
潮目が変わる時期だと感じるのです。
○○してもらえない、と嘆いていてないで、
自分に何ができるのかを考え行動しようと思います。
協働しましょう!

コメント(15)

2009年 2月 20日

パーソナル・ブランディングを考える。

カテゴリー 日々雑感

cimg5141.JPG
(増上寺と東京タワー)

15~16日、東京へ行ってきました。
鳥居祐一さんの「スピード・ブランディング」という書籍の出版記念パーティーに参加してみようと思い立ったのです。

「ユダヤ人大富豪の教え」他300万部の大ベストセラー作家の本田 健 さん、
ブッシュやクリントン元大統領の顧問で著書50冊の浜口 直太 さん、
日本の成功哲学の第一人者である青木 仁志 さん、
日本で唯一のリッツカールトン・アンバサダー井上富紀子さん、
和製ドナルド・トランプの南原竜樹さん、
元マネーの虎で著書40冊の臼井由妃さん、
ハックスシリーズのアルファブロガー大橋悦夫さん、
億万長者専門学校のクリス岡崎さん、
とそうそうたる方々が、それぞれの思いで5分間スピーチされました。

2年ほど前にピーター・モントヤの「パーソナル・ブランディング」を読んで以来、自分のブランドをどのように確立していけばよいか考えてきたのですが、ブランド人と呼ばれる方々の其々の個性が迸ったスピーチを聞きながら、素の自分とはいったい何か考えさせられました。

 
*****************************************

フライト中(帰路)のメモより・・・

パーソナル・ブランディングとは何だろう?
素の自分、元の自分とは何か、を探ること。
私が中心に据えているものとは何だろう・・・
それは「心」。思いやり、やさしさ。
自分を理解するには、まず身近な人と向き合うこと。
人と真剣に向き合うということは、
自分と向き合うということではないか。
私は自分と向き合うことをこれまで避けてきたのではないか。
なぜか。
自分のことを知りたいのはやまやまだが、
同時に知ることを恐れてもいたからだ。

「一番だまし易い人間は、すなわち自分自身である。パルワー・リットン」

******************************************
 

そして今日、向き合う為の具体的な実践のアイディアが浮かびました。

久方ぶりの渇望感!良い40歳の幕開けとなりました(笑)

cimg5166.JPG

(旧岩崎邸 憧球場)

メモ:旧岩崎邸のある上野の寛永寺が江戸の鬼門、芝公園の増上寺が裏鬼門にあたる。

コメント(8)

2009年 2月 14日

思無邪の和。庭師橋本善次郎

カテゴリー 日々雑感

先日福山より、パワーパートナーであり朋友の庭師 橋本善次郎氏が仲間と一緒にふらりと遊びに来てくれました。

686ea8084531e94c061a02d8a43613691.jpg

この日の前日まで、「森×hako」のオープニングレセプションだと知っていたので、善ちゃんから「今近くにいる」と電話があったときはとても驚きました。

このオープンハウスには二日間で700名もの方々が訪れてくれたのだそうで、善ちゃんと一緒にやってきた「にしとん」(オーナー)、前ちゃん(設計)もかなりお疲れ気味でした。

その日、一緒にランチをしながら「思無邪」のことを話しました。

今日の善ちゃんのブログを読むと、「思無邪」をどう受け取ったのか書かれてあり、なんだかこちらも熱くなってしまいました。

かれのブログを読んでみていただけませんか?

http://blog.goo.ne.jp/niwatan2001/e/8f65556bb7ed7fa7a4f2e154f32b0d14

彼の庭については・・・

http://blog.goo.ne.jp/niwatan2001/e/3beaf93b933d77c139c55ef5024994eb

コメント(9)

2009年 2月 09日

三十代最後の日、「思無邪」を思う。

カテゴリー 日々雑感

ひさしぶりの更新です。

明日で、いよいよ40歳になります(笑)

毎年のことですが、誕生日が近づく度、論語のこの一節を思い出します。

『吾十有五而志于学。 三十而立。
 四十而不惑。 五十而知天命。 六十而耳順。
 七十而従心所欲。 不踰矩。 (爲政第二) 』

 
「吾十五にして学に志し三十にして立つ。
 四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳に従う。
 七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず。」

 
この詩を読みながら思います。

「孔子であっても40歳は、惑った時期なのではなかったか。。。」

少なくとも私には、一昨年の夏から一年間、とても惑った時期がありました。

でも当時、自覚症状はありませんでした。ところが昨年2月上旬のこと、

行きつけの美容室で円形脱毛症が二つもできていることがわかりました(笑)

cimg3670.JPG
 

毎日一冊の本を読み、煙草を止め、筋トレや気功など

生活習慣を一新して半年が過ぎた頃のことでした。

自己改革がうまくいっている、と思いこんでいたそのときの私は

「十円はげ」に正直、狼狽してしまいました(笑)

でも、思い当るところがありました。

**********************************************

これからの人生、今の仕事をつづけるべきだろうか?

自分の職能など時代は求めてないのではなかろうか?

自分が求めているものとは何なのだろうか?

自分が得意なこととは何なのだろうか?

自分が好きなこととはいったい何なのだろうか?

自分は何をするために生まれてきたのだろうか?

***********************************************

落ち着いて自分と対話してみると、

自己改革がうまくいっているなどとんでもなくて・・・(笑)

自信をまったく失っている状態にあったのです。

考えてみると理由は意外に単純なもの。

売り上げが思うように上がらないから、だったのだと思います。

「木青連フォーラムの準備に忙殺され、仕事を仕込むことができなかった・・・

建築基準法の新法施行に伴い着工戸数80%ダウン、といった建設不況が続き・・・」

反省したり、現状分析をしたりしてみても、今後どうすればよいのか見えません。

今思うと、弱気の虫にやられていたのです。

そして感謝の気持ちがとても低い状態にありました。

毎日「ありがとう」を3,000回唱えてみたりもしましたが、

なかなか心は楽になりませんでした。そんな昨年の4月、

木の神様を祀る「伊太祁曽神社」そして「高野山奥の院」に行った後くらいからでしょうか、

徐々に心境に変化が訪れてきたように思います。

 

そして、今・・・

ようやく落ち着いて参りました(笑)

幸いな事に、明日からの40代を歩む羅針盤も持ち合わせています。

cimg5009.JPG

(宇佐市・Hさん生家 仏壇の上に掲げられた「思無邪」の書)

昨年7月、鹿児島の尚古集成館を訪ねた際、

島津斉彬の「思無邪」(おもいよこしまなし)という座右の銘に出会いました。

そして年末、古い生家についてご相談いただいたHさん宅で再会するのです。

これこそ、現在の私が噛みしめなくてはならない言葉なのでしょう。

 

この詩は、冒頭の「吾十有五而志于学・・・」と同じ「論語」為政第二にあります。

********************************************

「子曰、詩三百、一言以蔽之、曰思無邪、」

「子曰く、詩三百、一言以てこれを蔽(おお)う、曰く、思い邪(よこしま)無しと」

詩経は三百篇もあり、その表出するものはさまざまだ。

だが根底にあるものはただ一つである。

嘘をつかないこと(偽りのない心)である。
*********************************************

コメント(6)

« Prev