アーカイブ 2014年12月

2014年 12月 30日

平成26年私は何を考えたか


3年前から一年間に入手した書籍をアップしています。
その時々で自分が何を考えていたのか、よい記録にもなります。
今年は154冊。新聞原稿の資料となるものが多かったように思います。
 
今年一番影響を受けた本は、増田論文とも呼ばれる『地方消滅』。
「2040年に20~39歳の女性が50%以上減少する市町村」の人口分布図は衝撃でした。
その数字が将来のその地域の人口を決めていくわけですから。
今後、価値観が大きく変わるような気がします。
それでは来年もよろしくお願いいたします。
 
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平成26年 購入(入手)書籍一覧
1月(20)
『今和次郎集 4:住居論』;今和次郎
『ハレ・ケ・ケガレ 共同討議 (1984年) 』;桜井 徳太郎
『日本さまざま (1962年) 』;長谷川 如是閑
『現代倫理学入門 』;加藤 尚武
『座敷のはなし (物語 ものの建築史) 』;吉田高子, , 山田幸一,
『ハレとケの超民俗学』;高橋秀元・松岡正剛
『世界一周「台所」の旅 人類繁栄の源はキッチンにあり』; 山口 昌伴,小島 武
『明治維新のカギは奄美の砂糖にあり 薩摩藩 隠された金脈』; 大江 修造
『薩摩義士伝 (1),』; 平田弘史
『チルチンびと 2009年 01月号 [雑誌]』
『チルチンびと 2011年 01月号 [雑誌]』
『チルチンびと 2013年 01月号 [雑誌]』
『チルチンびと 2014年 01月号 [雑誌]』
『日本人には二種類いる: 1960年の断層 』; 岩村暢子
『経済は世界史から学べ! 』; 茂木 誠
『中村好文 小屋から家へ』; 中村好文,雨宮秀也
『森の形 森の仕事 お椀から建物まで 第三次木の文明へのプロローグ』稲本正, 岡崎良一
『気骨稜々なり』; 火坂雅志,
『おじいさんは山へ金儲けに 時として、投資は希望を生む』; 村上龍,
『致知2月号』

2月(6)
『文豪の家』高橋 敏夫,田村 景子
『床の間のはなし,』前 久夫
『男子の本懐』城山 三郎,
『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』カーマイン・ガロ, 外村 仁
『窓のある家 (くうねるところにすむところ?子どもたちに伝えたい家の本),』千葉 学
『致知3月号』

3月(10)
『木材と文明』ラートカウ,ヨアヒム
『不干斎ハビアン 神も仏も棄てた宗教者,』釈徹宗
『「空気」の研究 』山本七平
『比較文化論の試み』山本七平
『大工が教えるほんとうの家づくり』阿保昭則
『項羽と劉邦 (上),』司馬遼太郎
『項羽と劉邦 (中),』司馬遼太郎
『項羽と劉邦 (下),』司馬遼太郎
『脳と情動 感情のメカニズム』堀 哲郎
『致知4月号』

4月(12)
『評伝 土倉庄三郎』土倉 祥子
『日本人の忘れもの〈1〉』中西進
『日本人の忘れもの〈2〉』中西進
『日本人の忘れもの〈3〉』中西進
『父・こんなこと』幸田文,
『ことばを旅する』細川護煕,
『世界のこども部屋 完全版』
『住宅論』佐野利器
『なぜ新築マンションには自然素材が使われないのか』鈴木 雄二 菅原 浩一 樋口 勝一
『ゆたかさの住居学 家族を育む住まい100の知恵』清家清,
『知的住居学 (1979年) (Century press)』清家清
『致知5月号』

5月(8)
『季語集』坪内稔典
『季別季語辞典』宗田安正,
『養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること』養老孟司,
『養老孟司の大言論II 嫌いなことから、人は学ぶ』養老孟司
『綾の照葉樹林ガイド』綾の森を世界遺産にする会
『こころの読書教室,』河合隼雄
『原色 木材加工面がわかる樹種事典』河村寿昌,西川栄明,小泉章夫
『致知6月号』

6月(15)
『謎の上記(うえつふみ) 古代の百科全書の全貌』佐治芳彦
『幸福論』アラン,白井 健三郎
『司馬遼太郎』司馬遼太郎記念館
『播磨灘物語4』司馬遼太郎
『近世林業史の研究』所三男
『日本名所風俗図会 15:九州の巻』朝倉 治彦
『北山台杉と磨丸太』坂本喜代蔵
『北山杉の今昔と古建築』坂本喜代蔵
『大工寺ひな形 本堂・門から五重塔まで』富樫新三
『国有林 上下2冊』農林省山林局
『筑前戦国史』吉永正春
『芸術とは何か 千住博が答える147の質問』千住 博
『内山節のローカリズム原論 新しい共同体をデザインする』内山節
『致知7月号』

7月(11)
『屋根のはなし』石田潤一郎
『日本人の心と建築の歴史』上田 篤
『日本の文脈』内田 樹,中沢 新一
『惑星の風景 中沢新一対談集』中沢新一,クロード・レヴィ=ストロース,藤森照信,河合俊雄,管啓次郎,ミシェル・セール,ブルーノ・ラトゥール,吉本隆明,河合隼雄,養老孟司,中村桂子,細野晴臣,杉浦日向子
『何のために働くのか 自分を創る生き方』寺島 実郎
『中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて』島田裕巳
『人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)』中沢 新一
『空想科学読本 記憶に残る名作アニメ編』柳田理科雄
『邪宗門 上 高橋 和巳』
『邪宗門 下 高橋 和巳』
『致知8月号』

8月(17)
『熊から王へ カイエ・ソバージュ(2)』中沢 新一
『坂の上の雲 全8巻セット (新装版)』司馬遼太郎
『便所のはなし』谷直樹 ,遠州敦子
『日本壁のはなし』山田幸一,
『和瓦のはなし』藤原勉, 渡辺宏
『秋田杉を運んだ人たち 聞き書き資料』野添憲治
『環境が脳をつくり、脳が免疫をかえる。生活習慣病と建築医学』日本建築医学協会
『火怨 上 北の燿星アテルイ』高橋 克彦
『火怨 下 北の燿星アテルイ』高橋 克彦
『致知9月号』

9月(20)
『地方消滅』増田寛也
『空き家問題』牧野知弘
『空き家が蝕む日本』長島修
『KWh=¥ キロアットアワー・イズ・マネー』村上敦
『小説 友情無限 孫文を支えた日本男児』井沢 元彦
『医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」』三石 巌
『ことわざの生態学 森・人・環境考,』只木良也
『日本の長寿村・短命村 緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める』近藤正二
『超・会社力 力強く利益を出し続けるために』長谷川 和廣
『マーケティング戦略 近未来の課題と解決アプローチ』早稲田大学原田研究室
『日本文学100年の名作第1巻1914-1923 夢見る部屋,』池内紀, 松田哲夫, 川本三郎
『<眠り>をめぐるミステリー 睡眠の不思議から脳を読み解く』櫻井 武
『睡眠の科学 なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか』櫻井 武
『生命と食,』福岡伸一
『子どもの食事 何を食べるか、どう食べるか』根岸宏邦
『祝福王 全4巻』 たかもちげん
『致知10月号』

10月(12)
『感覚と電卓でつくる現代木造住宅ガイド』腰原幹雄
『文化経済学と地域創造: 環境・経済・文化の統合 』駄田井 正,藤田八暉
『権威 珠玉の言葉があなたを変える』後藤静香
『日本の地価が3分の1になる! 2020年 東京オリンピック後の危機』三浦 展,麗澤大学 清水千弘研究室
『スマホは人気で買うな!』吉本 佳生
『中尊寺千二百年の真実 義経、芭蕉、賢治…彼らを引き寄せた理由,』佐々木邦世
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見 一郎,古賀 史健
『感性論哲学からのアプローチ 進化するアートスタイル経営』山本 英夫,室井 俊二
『感性の時代 東洋の逆襲 弁証法との訣別』芳村思風
『シリコンバレーの交渉術 yesを引き出す〈売り込み〉の脳科学』オーレン・クラフ
『古代日本の超技術 改訂新版 (ブルーバックス)』志村 史夫
『致知11月号』

11月(8)
『トイレの話をしよう ~世界65億人が抱える大問題』ジョージ ローズ ,大沢 章子
『水洗トイレは古代にもあった?トイレ考古学入門』, 黒崎 直
『世界一のトイレ ウォシュレット開発物語 (朝日新書)』林 良祐
『世界の変なトイレ』モーナ・E・グレゴリー,シアン・ジェームズ,清宮真理
『いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!』岩谷 誠治
『どうして私、片づけられないの??毎日が気持ちいい! 』桜井公子
『たった1分で人生が変わる 片づけの習慣』小松 易
『致知12月号』

12月(14)
『語りかける文化遺産 ピラミッドから安土城・桂離宮まで』神部四郎次
『現代建築愚作論』八田利也
『言霊百神 古事記解義』小笠原孝次,七沢賢治
『新建築 第37巻第11号 1962年11月号』新建築社
『桂離宮の建築 昭和・平成の大修復全記録』佐藤理
『悪党重源 中世を創った男』高橋直樹
『日本建築の特質 日本建築史論集〈1〉』太田博太郎
『高橋和巳の思い出 (1977年)』高橋 たか子
『大分県社寺名勝図録』上田延成
『「塩」の世界史 : 歴史を動かした、小さな粒』マーク・カーランスキー
『旅の勧進聖 重源 (日本の名僧6)』中尾尭
『大厦成る 重源‐東大寺再建物語』広瀬鎌二
『12号 フロネシス 第3の産業革命—メイカー・ムーブメントが資本主義を変える。ものづくりを変える。』小宮山 宏 三菱総合研究所,
『致知1月号』

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2014年 12月 22日

住まいのモノサシ㉗ 建築費

カテゴリー 住まいのモノサシ

今月は「坪単価」の弊害について書きました。
ここ4回は、経済編という感じでお金に関することばかり書いています。
「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」二宮尊徳
この言葉の好き嫌いは別としても、やはり、予算の大きい住宅について
経済的視点なしに話すのは、寝言と言われても仕方ありません。
「人が家をつくり 家が人をつくる」とのチャーチルの言葉があります。
人をつくる家が、最も経済的である。
そんなロジックが成り立つ住まいづくりを目指したいと思います。

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