アーカイブ 2009年11月

2009年 11月 26日

まもりはぐくむ水源の森シンポジウム

カテゴリー イベントのご案内

下記シンポジウムは、満員御礼となったそうです。
ありがとうございました。(12/4)

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このところ告知ばかりで恐縮です。
来月、福岡市で行われるシンポジウムに出演します。
基調講演は、あの養老孟司先生です。
そして、パネルディスカッションのパネリストには、
減農薬農法の開拓者であり、思想家
「農と自然の研究所」の宇根豊先生、
コーディネーターに、
食卓の向こう側」の佐藤弘氏と、
すごい方ばかりです。
また、九州大学の朝廣先生は自ら山に入り、
数多くの森づくりプロジェクトを立ち上げています。
こんな方々の中で一体どうなることやら…(笑)
お時間の許す方はぜひご参加くださいませ。
なお、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要のようです。
(残席が少ないようです。お早めに!)
 
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まもりはぐくむ水源の森シンポジウム
    DoAction2009」
●間に合うために今から、今こそ。
―できることいっぱい。やれることたくさん―
 
◇とき 12月13日(日)会場:午後1時 開演:午後1時半より
 
◇ところ エルガーラホール(福岡市中央区天神)
 
◇【特別講演】
 養老孟司氏(東京大学名誉教授)
 演題「森は水土里(みどり)のともだち」
 
 【パネルディスカッション】
 ◆パネリスト
 宇根豊氏(農と自然の研究所代表理事)
 杉岡世邦氏(木挽棟梁)
 朝廣和夫氏(九州大学芸術工学研究院環境・遺産デザイン部門准教授)
 ◆コーディネーター
 佐藤弘(西日本新聞社編集委員)
 
◇定 員 600人 ※参加無料
 
◇申し込み 
 はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入し、
 〒810-0001、福岡市中央区天神1の4の1、西日本新聞会館15階、
 西新広福岡内「水源の森シンポジウム」係へ。応募多数の場合は抽選。
 問い合わせは同係=092(711)5025
 
 ※応募の個人情報は本事業の運営のみに使用

 【主催】水土里ネット福岡(福岡県土地改良事業団体連合会)、西日本新聞社

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2009年 11月 24日

木挽棟梁のモノサシ(1)

カテゴリー 木挽棟梁のモノサシ

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いい夫婦の日である一昨日の11月22日朝、
郵便受けから新聞を取り出し、恐々と目当ての頁を広げました。
嬉しさ、喜びというよりも、緊張、そして不安というのが正直な感想。
 
これまでは、仕事であれ、その他の活動であれ、
いろんな意見をお持ちの方々と接してきましたが、
少なくとも、木に関心がある人ばかりだったな、と
今更ながら感じます。
ところが今回は勝手がちがう…
関心がどうであれ、一方的に投げかけるわけです。
 
共感してほしい、なんて所詮高望み。
批判でもいいから、ともかく反応があってほしいなぁ、
くらいのものです。
 
そんな中、一昨日は、
友人や知人からの電話やメールに本当に救われました。
(みなさん、ありがとう!)
 
そして今日は嬉しい知らせが。
編集委員のご友人から、こんなメールが届いたとのこと。
 
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木の話し、いいねぇ。
私ら街の者は森林の事は殆ど知識ないから。家具の材料が欅だったりくらいしか知らない。
 杉もホント、書かれているように山を味気無いものにしてしまった張本人みたいに思っていたもんね。
そうやって勝手な思い込みで物事は判断されて行く(怖いね)。

食卓」「価格」そして今回「木材」と いずれも探さなくとも老若男女誰でもが読むことで
向こうから知識がやってくることが新聞のありがたさ。

 木材はとくに知らない分野だからどう展開していくか楽しみ!
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嬉しいですねぇ。勇気づけられます。
こんな素敵な方には、直接お会いして、お礼の気持ちを伝えたくなります(笑)
 
これから3ヶ月ほど、苦悩の日々が続きそうですが、
自らを磨くつもりでのり越えたいと思います。
 
追伸
11月22日の朝刊1面に、
「食卓の向こう側」第13部 『命の入り口 心の出口』
の連載が始まりました。
あいかわらず、ハッとさせられる内容です。
連載期間、読者としては毎日が楽しみですね~

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2009年 11月 16日

『木挽棟梁のモノサシ』始まる

カテゴリー 木挽棟梁のモノサシ

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平成3年の台風19号で倒れた樹齢2千年の杉と一緒に。
(2週間前に訪ねた阿蘇の国造(こくぞう)神社にて)
 
久方ぶりの更新です。本日は告知をさせていただきます。
今週末(11月22日)より、西日本新聞・日曜日の朝刊で、
週一ペースで十回程、コラムを連載することになりました。
題名は『木挽棟梁のモノサシ』です。
 
一昨年、木青連フォーラム「木で学校をつくるということ」を開催しました。
その際、パネリストとして出演依頼したのが、
西日本新聞『食卓の向こう側』で知られる佐藤弘さんです。
 
フォーラムが終わった後、
佐藤さんに『森林の向こう側』を立ち上げてもらいたくて、
ネタ集めと称しつつ、長いメールを送りつけ(笑)、
議論を重ねてきました。
 
今回の企画を、佐藤さんからご連絡頂いたのは、5月18日のことでした。
まさか、こんなことになろうとは思ってもみませんでした。
子どもの頃から作文が苦手な私が、多くの方の目に触れる
新聞の文章を書くなど、正直、不安で胃がキリキリします。
それでもチャレンジしようと思ったのは、多くの人に
少しでも木のこと、森のことに関心を持ってもらいたいからです。
もっと木や森を、身近なものとして感じてほしいと思うのです。
 
13年前、15年ぶりに実家に戻ってきた28歳の私は、
木や森とは縁遠く、夜型で不健康で街明りが好きな人間でした。
ところが、仕事柄、徐々に木や森と関わりながら、
それまで知らなかった、あと半分の楽しさを、感じるようになってきました。
今の立ち位置「Here」の向こう側「There」には、
未だ知らない何かがあると思います。
 
ちょっとオコガマシイですが、そんな「There」への
きっかけづくりに少しでも貢献できればと思っています。
みなさま応援のほどよろしくお願いいたします! 拝
 
PS
なお、西日本新聞さんより配布用に、いくらか分けていただけるようです。
エリア外で読むことができない方優先にて、メールをいただいた方には
お送りしたいと思います。
(数に限りがありますので、お送りできない場合はご容赦ください。)

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