2009年 11月 24日
木挽棟梁のモノサシ(1)
いい夫婦の日である一昨日の11月22日朝、
郵便受けから新聞を取り出し、恐々と目当ての頁を広げました。
嬉しさ、喜びというよりも、緊張、そして不安というのが正直な感想。
これまでは、仕事であれ、その他の活動であれ、
いろんな意見をお持ちの方々と接してきましたが、
少なくとも、木に関心がある人ばかりだったな、と
今更ながら感じます。
ところが今回は勝手がちがう…
関心がどうであれ、一方的に投げかけるわけです。
共感してほしい、なんて所詮高望み。
批判でもいいから、ともかく反応があってほしいなぁ、
くらいのものです。
そんな中、一昨日は、
友人や知人からの電話やメールに本当に救われました。
(みなさん、ありがとう!)
そして今日は嬉しい知らせが。
編集委員のご友人から、こんなメールが届いたとのこと。
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木の話し、いいねぇ。
私ら街の者は森林の事は殆ど知識ないから。家具の材料が欅だったりくらいしか知らない。
杉もホント、書かれているように山を味気無いものにしてしまった張本人みたいに思っていたもんね。
そうやって勝手な思い込みで物事は判断されて行く(怖いね)。
「食卓」「価格」そして今回「木材」と いずれも探さなくとも老若男女誰でもが読むことで
向こうから知識がやってくることが新聞のありがたさ。
木材はとくに知らない分野だからどう展開していくか楽しみ!
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嬉しいですねぇ。勇気づけられます。
こんな素敵な方には、直接お会いして、お礼の気持ちを伝えたくなります(笑)
これから3ヶ月ほど、苦悩の日々が続きそうですが、
自らを磨くつもりでのり越えたいと思います。
追伸
11月22日の朝刊1面に、
「食卓の向こう側」第13部 『命の入り口 心の出口』
の連載が始まりました。
あいかわらず、ハッとさせられる内容です。
連載期間、読者としては毎日が楽しみですね~