アーカイブ 2012年7月

2012年 7月 26日

九州北部豪雨 山への傷跡

九州北部豪雨と名付けられた今年の豪雨被害。
私が住む朝倉市杷木は7月3日と14日の2度にわたり豪雨が襲いました。
なかでも松末地区は真砂土のため土砂崩れの多かった地域。
7月23日より、この地域へ繋がる県道が通行できるようになったので、
一昨日の24日、その地区にあるうちの山を見に行ってきました。
 
風害や雪害ではないので、木は立っていました。
しかし、林道が数百メートルにわたり壊滅していました。
 

えぐり取られた林道表層の土。
 

地下3mに埋めた直径1m土管が露出し、
谷につくっていた林道が崩落(幅4m×長さ10m×深さ4m)。
 

崩落陥没した道路。
 
災害指定で林道は復旧工事費の2割負担だと聞きました。
しかしながら、現在のような材価。
表層を取り繕う程度の復旧では、すぐにまた被害を受けそうであるし、
次回いつまたこのような雨が降るやもしれず、
とても重苦しい気持ちになりました。

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 この秋は 雨か嵐か しらねども
 今日のつとめの 田草取るなり

【略解】
 今年の秋の収穫時に台風災害にあって
 大変な被害を蒙(こうむ)ることが
 あるかどうか予測できませんが、
 それはともかくも、
 現在の耕作に精一杯の尽力をするばかりです。
 『二宮尊徳一日一言』

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2012年 7月 25日

「海の見える家」完成見学会の報告


 
遅くなりましたが、14~15日の完成住宅見学会のご報告です。
私が現地に行った14日は九州北部豪雨となった一日。
九州高速道は閉鎖。一般道も通行止めがあり、現地まで片道3時間ほどかかりました。
そのような悪天候の中、参加者の方はほぼ予約通りの24組で50名ほどの見学がありました。
翌15日も同じほどの見学者が訪れ、二日間で合計50組100名ほどにおこし頂きました。
一般住宅なので、事前予約制にしていましたが、2日間とも終了時間間際まで
問合せの電話が留守電に多数入っていたようです。
見学できなかった方には、ご迷惑をおかけしました。

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2012年 7月 09日

いわき市・板倉の仮設住宅 寄稿記事

7月8日(日)付けの西日本新聞朝刊に、
いわき市の板倉構法による仮設住宅の記事を寄稿しました。
板倉の仮設は、被災時の仮設住宅にとどまらず、
今後の住宅の在り方にも示唆を与えているように思います。
 

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2012年 7月 05日

完成住宅見学会 海の見える終の棲家

カテゴリー イベントのご案内


 
協働者、古民家蘇生工房による設計施工の完成住宅見学会が開催されます。
7月14・15(土・日)の両日、福岡県宗像市にて。両日とも午前10時~午後4時。
 
「定年を迎えられた夫婦二人で住む木造30坪の家。
 漆喰と杉赤身材の内外装、古材で組み上げた大空間のリビング、
 雨天でも風の取り込める深い軒、廃材を活用できる多燃料型の薪ストーブ、
 など見どころ満載。
 電力に頼らず素材の持つ機能を活かした、
 心豊かに過ごす住まいが実現できたと思います。」
 
と古民家蘇生工房の柳本隆彦さん。
一般住宅なので詳しい住所は、
古民家蘇生工房=093(452)3526にお問い合わせを。
メール
info@kominka-y.com
ホームページ
http://www.kominka-y.com/
 

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