2016年 7月 03日
第1回板倉交流会「ちいさいおうち」プロジェクト
6月26,27日に開催した板倉小屋のワークショップは、
九州大学芸術工学研究院との協働プロジェクトとなり、
熊本震災支援・庭先避難のための「ちいさいおうち」プロジェクトとなりました。
2日間の様子を簡単にご紹介します。
8畳+ロフト4畳の板倉の小屋をつくるための木材(全量)
建て方はじまり。30ミリ厚のスギの本実(ほんざね)板パネルを、120ミリ角の柱の間に落し込みます。
棟上げまで約1時間という素早さ。
防火構造にするため、30ミリのパネルの上に、24ミリのスギ板を竪(たて)張りします。
斜め天井となる天井板にも30ミリ厚のスギの本実(ほんざね)板を張ります。
天井板の上に、120ミリ角の垂木(たるき)をのせて、屋根をつくります。
垂木で120ミリの空気層をつくり、その上にもう一度30ミリ厚のスギ板を張ります。
一日目は終了。
二日目は雨が降ったので、室内の床を張ります。下地も30ミリ厚のスギ板張り。
床下地張り終了。この上にもう一度、30ミリ厚のきれいなスギ板を仕上げで張ります。
雨により、外壁工事、屋根工事を残しましたが、二日目が無事終了しました。
当日のより詳しい報告は九州大学の「ちいさいおうちプロジェクトクト」HPをご覧ください。
ワークショップにご参加の皆さんです。ありがとうございました!