2015年 1月 24日

住まいのモノサシ㉘土壁の家

カテゴリー 住まいのモノサシ

連載を続けながら思います。
難しい、そして重要なテーマばかりを残しているなと。
その一つが土壁です。
東日本大震災後、住まいの省エネ化が叫ばれ、
2013年に「改正省エネ法」が施行されました。
それは、住宅の品確法において、気密・断熱性能4段階のうち、
最高ランクの基準が義務化される、というものです。
これによって、断熱性の低い土壁や開口部の大きい縁側といった
「和のすまい」は、実現させるのが大変厳しい建物となります。
とくに、真壁づくりの土壁は、絶滅の危機とも言われます。

そこで、この問題に向き合おうことにしました。
そうすれば自ずと壁について考えることになり、
土壁とはどういうものなのか、またそれは必要なのか、
が見えてくると思うからです。

コメント(0)

コメントを残す

CAPTCHA