2009年 7月 29日
日田杉の原点を訪ねて。
今日は、来月予定されている「九州民家塾」のご案内です。
僭越ながら今回は私が案内人を務めさせていただきます。
次回記事では、山を散策し何を見ようと考えているのか、
もう少し詳しく書いてみたいと思います。^^
九州民家塾第9期第2講
「日田杉やったら、中津江に行かなわからん」
日本三大河川の一つ筑後川は、阿蘇と九重の山々を源とし、
有明海へと流れる143kmもの流程を持ちます。
水源へと遡ると、深い山々が幾重にも連なり、杉や檜の人工林が広がっています。
ところがこれらの景色、それほど古いものではないようです。
1700年代の大分県地方の史料業書などの記録には、
天然の雑木林、小松山、柴山、竹藪が殆どであったと書かれています。
筑後川の上流域に位置する日田林業は、日本三大林業地にも数えられますが、
一体いつ頃から、そしてどこから始まったのでしょうか。
日田地方に初めて杉が植えられたのは、いまから約518年前の延徳三年(1491)のころ、
津江城主信安が中津江村宮園の梅野神社境内に植えたものと伝えられています。
そこで今回は、日田杉のルーツを探しに、中津江村に行こうと思います。
そして、杉を中心とした林業のこれまでを振り返り、これからを考えたいと思います。
この日は、林のこと木のことなど、わかる範囲でお伝えします。
杉に少しでもご興味ある方はぜひご参加くださいませ。
昼食は、「もくたろ」にも掲載された「つゆ草」店主、愛子ちゃんに腕を奮って頂きます。
高菜、こんにゃく、ごぼう、里芋、椎茸、そば、放し飼い地鶏の卵…などなど、
素材のほとんども手作りの手料理です。ご期待下さい。
【日時】2009年8月9日(日)10:00~
【場所】大分県日田市中津江村
【集合場所時間】
「木の花ガルデン」駐車場(日田市大山町東大山)に10時
【参加費】会員2,000円 会員外2,500円(昼食代・資料費)
【申込締切】8月6日
【スケジュール】
10:00~集合
10:30~上津江の山を散策
(数多くの杉品種が植林される試験林、100年生の美林など)
12:00~特製民家昼食:「つゆ草」
15:00~宮園津江神社の杉並木見学(樹齢500年という巨木群約30本)
16:00~伝来寺庭園見学…九州最古の庭園(枯山水)。1338年頃造営されたと伝えられる。
【問合せ先】
日本民家再生協会 九州沖縄地区委員会
福岡市大手門3-7-13 エステート芳賀2階
TEL &FAX : 092-725-8240 (城戸まで)
【案内人】
杉岡世邦
木挽棟梁 (有)杉岡製材所専務 雑誌「もくたろ」筑後川特集を企画
JMRA九州運営委員長 http://sugiokatoshikuni.com.com
素敵なツアー?ですね。
杉岡さんはツアコン?
九州最古の枯山水も見てみたいです。
行ってみたいですねぇ・・・
1枚目の写真の、首が痛くなりそうな、
どわぁーーーーーっと高い日田杉に抱きついてみたいです。
「つゆ草」店主、愛子さんのお料理も食べてみたいなぁ~
落合さま
ありがとうございます♪
中津江にて山歩きをするだけで氣がチャージされ、
免疫力もグンと上がる感じがしますよ。
さらに今回は500年生の木が群生している
ところを訪ねるのですから氣の充ち方も相当なものだと思います。
伝来寺庭園の写真も後日アップしますね!^^
Dream Writer さま
古い木に抱きついてみたい、ってわかります。^^
私もよくやります(笑)
これって本能のようなものかもしれませんね~
以前TVで、とある大物占い師が
杉の古木にしばらく抱きついていると
エネルギーが充ちてくる、
というようなことを話されていました。
理屈はわかんないけど、妙に説得力あるなぁ、
と感じたのを覚えています。^^
「つゆ草」愛子さんのお料理、本当に絶品です。
あんなに美味いものはめったにないかも。^^
一度味わってほしいですね~
杉岡さん、ご無沙汰です。
久しぶりの民家塾、参加させてもらいます。
100年生の美林探訪に魅かれました。
以前、高知の馬路村まで行きながら、やなせ杉の巨木の森を見ることが
出来なかったのが残念で悔やまれます。
100年を過ぎた木々が造り出す空間に思いは飛んでいます。
わくわくしています。
先日の豪雨の被害がないことを祈っています。
土公さん
こんにちは~
9日のご参加とても嬉しいです!^^
美林から精気をもらってパワーチャージしましょうね!!
週間予報では傘マークですけれど
当日はきっと晴れると思いますよ。^^
愛ちゃんのお料理もお楽しみに。
お会いするのが楽しみですね~!