アーカイブ 2009年8月

2009年 8月 19日

日田杉のルーツ「宮園津江神社」

cimg5897.JPG
(宮園神社にて) 

すっかり久方ぶりの更新となりました。
この間いろんな出来事がありました。そしてたくさんの出会いもありました。
本当に充実しています。心より感謝します!^^
さて本日は、すでに10日前となってしまいましたが、
「日田杉の原点」を訪ねた旅をご紹介しようと思います。

cimg5861.JPG
 
8月9日午前中、日田市(旧上津江村)の山林を訪ねました。
ここには樹齢70年ほどの展示林があります。
数多くの杉の品種が植えられ、成長の違いなどが観察できるようになっています。
cimg5862.JPG 

その後、すぐ近くにある100年を超えた美林を見学しました。
この杉は、奈良の吉野杉の苗木を移入してあります。
cimg5868.JPG
(何か聞こえますか~?^^)
 
昼食は、お楽しみの「つゆ草」にて!
tsuyukusa0808091.jpg
この日だけの特製ランチ。愛子さん手製のお料理はいつ食べても美味っ!でした。^^
ホントに感動します。ごちそうさまでした~!!
 
そして午後は、この日のメインである宮園神社を訪ねました。
cimg5909.JPG
縁起を少し・・・
津江神社は、老松大明神社を主柱神とし、天神七代、地神五代が祀られています。
当柱の創立は治安3年(1023年)、日隈四郎藤原信弘により宮原に創建され、
その後仁安3年(1168年)に現在地の宮園に遷宮されます。
樹齢300年を超える挿し木植林による杉林は、日田杉のルーツである、と言われます。
cimg5880.JPG
(↑↓多くの方が氣をチャージされていました。^^ 下の写真は人が米粒のようですね、笑)
cimg5888.JPG
 
つづいて九州最古の庭、伝来寺庭園へ。
cimg5926.JPG
伝来寺は延元3年(1338年)、長谷部信雄が大智禅師を迎えて開いたのだそうで。。。
 
最後に、日田市旧大山町にある国指定重要文化財民家「矢羽田家住宅」を訪ねました。
cimg5949.JPG
筑後川流域特有の杉皮葺き屋根、九州にしか見られない分棟型の民家が特徴。
杉皮の屋根の後ろには、なだらかな杉山が・・・(笑)

cimg5952.JPG

こんな杉一色の一日でした。みなさんお疲れだったかも・・・と心配でしたが、
参加者からいただいたメールに
「杉の精気をいただいたせいか、帰宅しても、いつもの倦怠感に襲われずに済みました。」
の一言があり安心しました。
それにしても、この記事を振り返りながら思います。。。
 
写真、、、「緑」ばっかですよねぇ~^^

コメント(6)