2009年 1月 06日
今年(2009)楽しみなこと。
恭賀新年。
みなさま本年もよろしくお願い申し上げます。
(中津江村の朝日)
早速ですが、今年は楽しみなことが二つあります。
一つめは「100年住める木の家づくり」を提案する季刊誌「もくたろ」の創刊(3/12)です。
先月(12月)は、創刊号特集の取材のお手伝いをしていました。
筑後川流域の「木の家の文化」を32ページにわたり特集していただくことになったのです。
日頃の家づくりだけでなく、地元の茅葺民家集落の景観保全など
これまで活動してきたことをどのようにご紹介していただけるのでしょう(笑)愉しみです。
「コンフォルト」の前編集長であり「月刊杉WEB版」の編集長でもある内田みえ氏、
筑波大教授の安藤邦廣氏のお二人が編集委員として参加されます。
リリース後どんな反響があるのか、期待と不安が入り混じったワクワク感を感じます。
ちなみに、文頭の写真は取材の際巡り合った光景(日の出)です。
今年はこの写真のような、真っ暗な杉の森林(もり)に朝日(ひかり)が差し込む、
そんな一年になってほしいと思います。
(天ケ瀬町の杉皮葺き民家)
二つめは、この秋目標に企画されている「森林(もり)の向こう側」です。
私のブログに何度も紹介させていただいている
西日本新聞「食卓の向こう側」取材班、佐藤弘氏とのコラボ企画です。
私の中でのコンセプトは、「もくたろ」とほぼ同じです。
都市生活者だけでなく、日頃、木や森に関わっておられない方々に、
「森林」の問題を身近なものと捉えてもらうにはどんな切り口があるか、
そして、いかに自分の問題として受け取ってもらえるのか、
さらにそれが、問題提起に終始するには留まらず、
そこに「どんな魅力があるのか」、探ってみたいと考えています。
二月余り前、佐藤さんより、「食卓の向こう側」講師陣に加わるようご用命いただきました。
リストを拝見すると、吉本哲郎、山下惣一、結城登美雄、竹熊宜孝、、等々凄い先生ばかり。
柄になくびびったのか(笑)未だにプロフィールを書けていませんが、
機が熟し、覚悟を決めた後、取り掛かりたいと思っています。
本年は、「思無邪」(おもいよこしまなし)にて精進したいと存じます。
みなさまご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
杉岡世邦、拝