アーカイブ 「住まいのモノサシ」

2014年 10月 20日

住まいのモノサシ㉕ 不動産取引

カテゴリー 住まいのモノサシ

平成20年を境に住宅政策は大きく変わりました。
新築からストックへと舵が切られたのです。
来年以降は、中古住宅の評価方法が変わるようです。
これまで年数だけで一律だったものが、建物ごとに評価されるようになる。
近い将来に地価は3分の1になる、という話もリアルに感じられる世の中。
土地に依存した資産評価に何の意味があるというのでしょう。
良い住まいとは何か、これからはその本質が問われるようになって欲しい。
そう思います。
 

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2014年 10月 01日

住まいのモノサシ㉔ 持ち家

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『住まいのモノサシ』も2年が経ちました。
今月は、お金の側面から住まいについて考察しました。
いま、空き家が増えています。深刻なのは相続された持ち家の空き家です。
売れず貸せずで放置された家が多く、
資産どころか、固定資産税や維持費など費用ばかりかかって仕方ない、
という状況が増えています。
しかもそれは、過疎地域でなく、都市近郊の住宅地で起こっています。
次回、もう少しこの問題について考えようと思います。
 

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2014年 8月 18日

住まいのモノサシ㉓~屋根2

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先月のモノサシは、雨傘としての屋根について書きましたが、今回は日傘としての屋根を。
そのうえで、雨傘・日傘だけにとどまらないその役割について考察しました。
 

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2014年 7月 18日

住まいのモノサシ㉒ 屋根

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住まいのモノサシを始める前の企画段階で、
こんなこと書きたいなと思っていたテーマが屋根です。
ただ、屋根というテーマはあまりにも大きく、力不足と感じていたこと、
また、取り上げる時季のことなどもあり、22回目まで引き伸ばしてきました。
今回は敵を増やしてしまったかな、と反省してますが、
情報のウエイトが多いので、サラリと読めるのではないかと思います。
そうそう、屋根のイラストは筆ペンにてフリーハンドで書いてみました。
下手ですね。子どものお絵かきって感じ‥(笑)

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2014年 6月 20日

住まいのモノサシ㉑ 長寿の樹

林業が舞台の映画『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』を見て感じたこと。
それは、こんな木は末永く大切に使われて欲しいなということでした。
三浦しをんさんの原作も、本当に面白くて一気読みしました。お奨めします。

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2014年 5月 19日

住まいのモノサシ⑳ 縁側

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縁側が住まいから消えゆく一方、
人気を博しているのがウッドデッキ。
今月は、どんなウッドデッキが望ましいか考えました。

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2014年 4月 18日

住まいのモノサシ⑲ 子ども部屋

カテゴリー 住まいのモノサシ

今月は子ども部屋について考察しました。
今回は正直、書き足りませんでした。
ほとんどの家庭で子どもの数が3人以下なのは、
住まいの影響を多大に受けているからと思われます。
というのも、市販されるマンションは、ほぼ4LDK以下。
夫婦室で1部屋使うとすれば、個室は3部屋以下しか残りません。
しかも、子どもが個室を使うのは、小学校高学年からせいぜい大学まで。
子どもたちが巣立った後の個室は、結果的に死に部屋となります。
最近増えているリノベーションと言われる全面改装も、
そうした個室群をワンルーム化しているようなもの。
個室、とりわけ子ども部屋をどうプランニングするか。
これは、大きな課題であろうと考えます。

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2014年 3月 22日

住まいのモノサシ⑱ 窓

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今月は窓について考察しました。
あまり意識していないかもしれませんが、
住まいに与える影響は窓が一番大きいかもしれません。
ご一読頂けましたら幸甚です。

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2014年 2月 21日

住まいのモノサシ⑰ 薪ストーブ

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今月は、薪ストーブについて考察しました。
個室の取り合いである「間取り」から、家全体を一室として捉える「間仕切り」へと
考え方を変える必要がありますが、いまの時代には合っていると思います。
例えば、リノベーションと呼ばれているものの多くは、「〇LDK」をワンルーム化する改修。
時と共に変化する家族の人数に対応可能な家の形が求められているのではないでしょうか。
なお、薪ストーブについては、薪ストーブの基礎知識のページにて簡単にまとめました。

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2014年 2月 21日

薪ストーブの基礎知識


いま、静かな人気を集める薪ストーブ。
現在普及している薪ストーブは燃焼効率が高く、40坪くらいの家なら1台で賄えます。
薪ストーブ導入の際に知っておきたいことについて、グランビル九州の柳本さんに伺いました。
 
【暖め方の種類】
暖め方には、輻射式対流式の二種類があります。
輻射式は、薪を燃やすことでストーブ本体が温まり蓄熱し、その輻射熱で室内を暖めます。
ストーブトップに鍋などを置ける機種が多く、薪ストーブ料理などを楽しむのにも適しています。
対流式は、火室の周囲が二重構造になっていて、中を通る空気を暖めて吹き出し口から放出し部屋を暖めます。
正面ドア以外の側面、背面は高温にならないのが特徴。ストーブトップで鍋などを暖められない機種もあります。
 
【二次燃焼方式】
住宅地などでは、周辺環境やご近所への煙の心配をされる方も多いと思います。
しかし、薪ストーブには、煙をクリーンにするための様々な工夫がなされています。
その一つが二次燃焼方式。薪の燃焼で発生した未燃焼ガスを再燃焼させ、排気をきれいにする仕組みです。
二次燃焼方式には2種類あります。触媒式クリーンバーン方式です。
触媒式は、未燃焼ガスが触媒を通ることで二次燃焼する仕組み。
二次燃焼には通常、550℃以上が必要ですが、触媒により250℃前後でも二次燃焼が起きます。
触媒は3~5年ほどで交換が必要。価格は1万数千円から3万円ほど。薪の燃費は良いです。
クリーンバーン方式は、二次燃焼用の空気を供給し、
未燃焼ガスが燃焼する550℃以上に温度を上げることで二次燃焼させます。
触媒式に比べ、燃費が悪く薪の消耗は多くなりますが、
メンテナンスが楽で、触媒などのランニングコストはかかりません。
 
【煙突】
煙突は、薪ストーブ本体と同じくらい重要な部分。
薪が燃えて煙突が温まることで、上昇気流(ドラフト)が発生します。
このドラフトが煙を屋外に排出し、同時に火室に空気を取り込む働きをします。
もしドラフトがうまく起こらない場合は、排気が滞り薪が燃えにくくなります。
最悪の場合、煙突の中の煙が液化してタールになり、煙道火災の原因となります。
 
煙突は、ストーブ本体から真っ直ぐに4~5メートル立ち上げるのが理想。
煙突の断熱性能も重要です。
外気の影響を受けて煙突が冷えると、排気の速度が低下します。
シングル煙突二重煙突三重煙突などがありますが、
複数の鋼板の中に断熱材が充填された煙突が安全面では優れています。
ストーブ本体とは別に、それなりの費用がかかります。
 
【木材利用ポイント】
薪ストーブを購入すると、今なら木材利用ポイントがもらえます。
木材利用ポイントのホームページ↓
http://mokuzai-points.jp/
 
ポイント数は、ストーブ本体・定価の10%のようです。
地域の農林水産品、農山漁村地域における体験型旅行、商品券などと交換できます。
薪ストーブご購入は、2014年の9月30日まで(延長されました)。

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